幼児日本語教師養成コースの短期集中基礎コースがシンガポールで開催!

2017/06/20 11:07:18
タイプ
幼児日本語教育
名前
幼児日本語教師協会
メールアドレス

申込み締め切り間近!!

オンラインスクールやオーストラリアで開催されている幼児日本語教師養成コースが、初めてシンガポールで開催します。

児童英語教師養成講座は、あちらこちらで聞くけれど、日本語を子供達に教える指導法を学べる講座は、どこを探しても見つけることが出来ません。

私たち日本人は、日本語のネイティブだけれども、実際、日本語を子供に教えるのは難しい。まして、日本語が母語でない外国人、またはバイリンガル、マルチリンガルの子供にどうやって日本語を指導していけば良いのか・・・やはり日本人だからといって教えられるものではありません。

一般的に言われる「日本語教師」は、コミュニケーションが取れるようになった小学生以上を対象としています。

日本からの駐在員のお子様は、日本人学校や日系の進学塾、日本語補習校で日本語を学び、日本に帰国した時のことを考えて日本語教育に取り組んでいます。

しかし、現地シンガポールで生まれ育っていく国際児は、シンガポールが生活の拠点となり、学校教育もシンガポールになります。従って、駐在員のお子様のように日本人子女たちとは、異なった日本語の位置づけになり、日本語の学習目的も異なります。

[幼児日本語教師とは??]

幼児日本語教師とは、国際結婚やビジネスで海外に住んでいる方の日系バイリンガルのお子様や日本語を母語としない子供達に第二言語としての日本語を適切な時期に適切な方法でアプローチしていくプロフェッショナル。

幼児日本語教師はコミュニケーションがまだ上手に出来ない乳幼児が対象になりますので、きちんと言語発達について学んでいく必要があります。

乳幼児の言語発達の基礎や脳と言語活動を学ぶ事によってバイリンガルについての理解を深めます。

幼児日本語教師が指導を行う対象は、主に赤ちゃんから小学校低学年といった第一言語でのコミュニケーションをまだ学んでいる時期の子供達。

一般的な日本語教師は、第一言語でのコミュニケーションが確立された人への指導が対象となっています。

[幼児日本語教師養成コースってどんなコース??]

国際結婚により海外で育児をしている日本人ママさんの受講が増えている基礎コースは、日本でバイリンガル育児をしているママさん達にもおススメのコースです。

第二言語の指導は、適切な時期に適切なアプローチが必要となります。
子供にとって身近な存在となるのは、親です。先ず、両親がきちんとした知識を身に付けることにより、子供へのアプローチ法が変わってきます。

この幼児日本語教師養成コースは、海外の大学の日本語学部の教授も何名か受講している注目のコースとなります。

[幼児日本語教師になるためには?]

基礎コース修了証取得 ⇒ アドバンスコース修了証取得 ⇒ 100時間の幼児日本語指導経験 ⇒ 幼児日本語教師認定試験 ⇒ 幼児日本語教師認定証取得


[基礎コースの内容]

[子供の言語発達について]
・前言語行動
 ・初語から一語文
 ・幼児期の言語発達
 ・子供のコミュニケーション行動の発達

[脳と言語活動]  
・言語中枢
 ・ブローカ中枢とウェルニッケ中枢
 ・バイリンガル
 ・バイリンガル環境で育つ子供へのスピーチセラピー

[聴力の発達]

[赤ちゃんとのコミュニケーション] 
・ベビーサインを始める目安の時期
 ・ベビーサインの指導法
 ・手遊び歌を使った指導法

[幼児日本語指導について]
 ・TPRの指導法
 ・TPR3つのキーワード

[日本語レッスンの進め方]
 ・アシスタントの必要性
 ・レッスンの組み立て方 
 ・導入
 ・手遊び
 ・絵本
 ・絵本の読み聞かせ
 ・ゲーム遊び
 ・終了の挨拶

[ひらがな]
 ・時期
 ・読み方の指導
 ・書き方の指導

[親の指導]
 ・ゴールの確認
 ・親の協力が不可欠

[幼児日本語教室を開講するためには]

[*ポイント]
乳幼児の言語発達を学び、アプローチの仕方を学ぶには濃い内容になっているかと思います。
このコースは、「発達心理学」がベースになって開発されている内容となる為、乳幼児の発達段階を理解し、無理のない自然なアプローチが出来るように作られています。

子供の言語発達についてしっかり講義を行います。
海外で乳幼児に言葉の指導をするのであれば、バイリンガルやマルチリンガルの子供達の言葉の発達に関しても、きちんと理解をしておかなくてはなりません。

この幼児日本語教師養成コースは、今、育児をしているママさんにもお勧めです。赤ちゃんとの関わり方、コミュニケーションの取り方、「うちの子、言葉がなかなか発してくれないけれど、遅れてるのかな?」と心配している方には、子供の言葉の発達段階を知る良い機会でしょう。 海外赴任するかも知れないという方も是非!

最終日には、試験を行います。

「コース修了証」も英語で発行します。

これから海外へ行こうと思っている方、海外へ行った際に、現地のデイケアーセンターなどで日本語クラスを担当させてもらうチャンスがあるかも知れませんよ。

[コースの日程]
7月10日 午後
7月11日 午前、午後
7月12日 午前、午後

場所:シティー (詳細は、お問合せ下さい)

お問合せ:info@youji-nihongo.com.au


[受講生からの声]

体験談・・・乳幼児教育に興味のある方、必見です!
コースを受ける前からバイリンガルに関しては興味もありましたし、子供達の教育のためにも知っておきたいことだったのですが、バイリンガルには第二言語との接触時期によって言語の覚え方に差が出ること、話し始める時期が遅れやすいことなど、知っているようで知らないことなどを明確に出来たのが良かったです。
もっと早く知っていたら娘の言語に関して、あんなに悩むことはなかっただろうと思いました。
幼児日本語教師として子供達の前に立つのは、まだまだ何年かかるかわかりませんが、レッスンの組み立て方やどうやって子供達の興味を引くかなどは、本当に未知の世界だったので、ただただすごいなぁ~・・・っと思いました。
ひらがなの読み書きの指導時期などは、知っておくべきことだと思うので、今回、勉強できてよかったです。日本語補習校や日本語学校に入れるために保護者が我が子のひらがなの読み書きに焦りを感じているという現状に関しては、わからなくもないですが、やはり子供には強要はしたくないですし、できることなら楽しく日本語を子供には学んでほしいな~って思いました。
自分自身に3歳半と9カ月の子供がいるので、勉強していく中で納得できる点がたくさんありました。私にとって当たり前だった事が、実は成長の過程ではとても大切な事だったり、また、どの年齢でどういうことに興味を示し、何をどこまでできて、何ができないのかという事を知ることによって、自分の子供を客観視できるようになりました。今まで小さなことでイライラしていた事が、これも成長の過程であり、この年齢ではできなくて当たり前と思う事で対応の仕方や教え方も変えることが出来るなと思いました。
このコースは、幼児日本語教師を目指す為だけではなく、「母親として」子育てをしていく上で知っておきたい事も色々と学べたので、すごく興味深かったです。それからコース内容だけでなく、休憩中の会話の中にも、色々と勉強になる事があって、とても楽しい経験になりました。 

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記事No. 2493

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