6月15~17日 シンガポールで幼児日本語教師養成コース 短期集中基礎コースを開催!

2019/05/19 13:27:48
タイプ
幼児日本語教育
名前
KJLTIA(幼児日本語教師協会)
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幼児日本語教師協会(KJLTIA)認定、主催の幼児日本語教師養成コース(基礎コース)が6月シンガポールで開催されます。

シンガポールは、幼児日本語教育の需要の高い国です。

昨年、シンガポールに視察へ行き、日系幼稚園経営者、日系幼稚園の先生、進学塾の講師、シンガポールと日本人のミックスのバイリンガルの方、そして、現在、日本人とシンガポール人のミックスのお子様の日本語教育に悩んでいる親御さんなど、色んな方のお話しを聞いてきました。

また、ここ数年、シンガポールで幼児日本語教師養成コースをオンラインスクールで受講する方が多くなっており、その方々がさまざまな教育現場で活躍されています。

今回開催される基礎コースは、幼児日本語教育の入門コースです。

シンガポール人と日本人との間に生まれたお子様への日本語教育に焦っている保護者の方々に、是非とも受講してもらいたいコースです。

シンガポールだけでなく、世界各国で日系国際児(ハーフ)のお子様を育てている親御さんは、どの方もお子様の日本語教育をどうしたらいいのかを悩んでいます。

そして、いずれ日本へ帰国するお子様とご自身のお子様の日本語レベルを比較したり、日本にいるご友人のお子様との日本語レベルを比較したりしながら、余計に焦ってしまうという方も多くいらっしゃいます。

しかし、親御さんの焦りは、お子様へのプレッシャーとなって、のしかかっていきます。
バイリンガルやマルチリンガルを育てるには、親御さんがきちんと理解し、子どもと一緒に取り組まなければ、中途半端に終わってしまいます。

バイリンガルに育てたいと思っているのに、子どもの言語発達についての知識が無かったり、大人と同じように日本語を教えようとしてしまったり、平仮名を覚えさせようとしたり、子どもに無理をさせている親御さんや指導者もいらっしゃいます。

幼稚園教諭や保育士は、子どもの扱いには慣れていますが、日本語の指導方法は学んでいません。

日本語教師は、第一言語がある程度、使用できるようになった年齢の人を対象に指導を行うことが多いもので、未就学児、小学校低学年に対しての日本語の指導に苦戦している方も多くいらっしゃいますので、現役の日本語教師の方々もたくさん本コースを受講されています。

本コースは、日本や韓国で日本語教育学の教鞭を取っている大学教授や助教授の方が受講されているコースで、日本語教育の研究者も注目しています。

その他にも海外の日本人学校の国語教員、日本語補習校の講師、日系幼稚園の先生、個人経営の日本語教室の経営者など、多くの方々が受講しているコースとなります。

ネイティブの日本人であれば日本語の指導が子どもになら出来るというのは、大きな間違いです。

日本で教育を受けてきた日本人は、日本語を国語として学んできましたが、その教育法は、日本で育つ子ども達に向けられた指導法です。

要するに、日本語の母語話者を育成するための日本語教育となります。

いずれ日本へ帰国するお子様とシンガポールで今後も生活していくお子様とでは、日本語の位置づけが異なります。

幼児日本語教師養成コースの基礎コースは、子どもの言語発達についてしっかりと学んでいきます。もちろん、バイリンガルについても触れていきます。発達段階に合わない指導をしても、それは子どもに無理をさせるだけで、効果がありません。

平仮名を覚えさせて読めても、使用できなければ意味がありません。
ただ単に平仮名を教えるというものではないのです。

そのポイントを幼児日本語教師は、きちんと理解し、アプローチをしていきます

今回、幼児日本語教師養成コースのコースディレクターが今回シンガポールで直接コースを行います。

お子様の日本語教育に焦っている方、今後、自身のお子様だけでなく他の子ども達への日本語教育に携わりたいと考えている方、そして既に日本語教育に携わっている方など、皆様、この機会に是非、ご参加下さい。

(コース日程)

2019年6月14日~16日の3日間

コースの詳細につきましては、お問合せ下さい。

(お問合せ先)
info@youji-nihongo.com.au

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記事No. 10273

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